共通スキル研究室

ビジネス変革

戦略・マネジメント・システム

ビジネス戦略策定・実行

・スタートアップ・エコシステム構築を含むビジネス戦略を策定し、プロダクト(製品・サービス)のポートフォリオマネジメントを行うスキル

学習項目例

  • エコシステム&アライアンス(必要なケイパビリティを持つ他社・個人の探索、M&A、投資、契約)
  • リスクマネジメント(知的財産権等の権利保護、コンプライアンス、ビジネス倫理)
  • ポートフォリオマネジメント
  • 持続可能性

プロダクトマネジメント

・プロダクト(製品・サービス)のバリュープロポジションを定義し、価値提供によって収益を上げる方法、プロダクトそのもの、関連するプロセスを構想し実現するスキル

学習項目例

  • プロダクトマネジメント
  • プロダクトビジョンの定義・共有・進化
  • プロダクト開発チームリーダー
  • プロダクト観点でのビジネス・UX・テクノロジーの統合
  • プロダクトファミリの管理
  • 経営・財務・法務・マーケティング・顧客サポート・営業等のステークホルダー管理

変革マネジメント

・DXを推進するうえで、阻害要因となりえる部分(組織体制・文化・風土や各種制度、人材、業務プロセス)を特定し、施策を立案するスキル
・組織・業務面での変革に関係者を巻き込んでいくスキル

学習項目例

  • 組織体制
  • 組織文化・風土
  • 各種制度
  • 人材
  • 業務プロセス
  • ステークホルダーマネジメント

システムズエンジニアリング

・あらゆるものを相互作用する複数の要素の集合体(システム)ととらえ、複数の専門領域にまたがる多様な価値を考慮しつつ全体最適を実現するためのアプローチを構想するスキル

学習項目例

  • システム
  • ライフサイクル
  • プロセス
  • システムライフサイクルプロセスにおける具体的な活動(要求分析、アーキテクティング、実装、インテグレーション、テスト、運用、保守、廃棄)

エンタープライズアーキクチャ

・組織を構成する事業・業務、データ、ITシステムなどの要素を整理し、階層構造化・標準化し全体最適化を行うスキル

学習項目例

  • ビジネスアーキテクチャ
  • 事業を管理するための仕組み(ERP、PLM、CRM、SCM 等)
  • データアーキテクチャ
  • データガバナンス
  • ITシステムアーキテクチャ

プロジェクトマネジメント

・非常に短い期間で反復を繰り返し、ビジネス環境や要求事項の変化に対応していくスキル
・プロジェクト又は複数のプロジェクトを含むプログラムを、所与の品質・予算・期間で、予定通りに遂行するスキル

学習項目例

  • PMBOK®第7版
  • テーラリング
  • アジャイル/ウォーターフォール
  • 調達マネジメント

ビジネスモデル・プロセス

ビジネス調査

・社会課題やビジネスのメガトレンド、業界の市場規模や成長性、事業・プロダクト・業務の成功要因や成長課題を把握するスキル

学習項目例

  • 調査の設計
  • ビジネスフレームワーク(PEST、3C、5Forces、SWOT、STP、4P、バリューチェーン 等)
  • ビジネス・業務とデジタル技術の関連性

ビジネスモデル設計

・成功要因や成長課題から、製品やサービスの目的やビジョンを策定するスキル
・コスト構造、チャネルを整理した上で、収益モデルなどを検討し、収益を上げる仕組みを設計するスキル

学習項目例

  • ビジネスモデルキャンバス
  • 収益モデル(売り切り、サービスの付加、サブスク 等)

ビジネスアナリシス

・製品やサービスの提供に必要な活動の現状/目指す姿を可視化し、かつ活動の中で特に重要なもの・価値を生み出すものを特定するスキル
・目指す姿の実現に向けたデジタル化領域を明確にするスキル

学習項目例

  • 製品やサービスの提供に必要な活動の可視化に関するフレームワーク(サービスブループリント、バリューチェーン分析、業務プロセス分析、ステークホルダーマップ、サービス生態系マップ)
  • 要求定義(ビジネスプロセス関連図、業務フロー図 等)

検証(ビジネス視点)

・開発した製品やサービスのビジネスとしての持続可能性(得られる収益がどの程度か、競争優位性を確保できるか、コストをどの程度削減できるか)を検証するスキル

学習項目例

  • バリュープロポジションを踏まえた検証アプローチの設計、実施
  • モニタリングのためのKPI設定

マーケティング

・開発した製品やサービスのビジネスとしての持続可能性(得られる収益がどの程度か、競争優位性を確保できるか、コストをどの程度削減できるか)を検証するスキル

学習項目例

  • 顧客開発
  • ベネフィットと差別化
  • Webマーケティング
  • SEO
  • SNSマーケティング
  • カスタマーサポート
  • AI活用マーケティング

ブランディング

・自社ブランドに対する顧客のロイヤリティを高め差別化する戦略の策定・実行を行うスキル

学習項目例

  • ブランドプロポジション・ブランドアイデンティティ

デザイン

顧客・ユーザー理解

・ユーザー調査(顧客満足度・利用データ等の調査やインタビュー等)や市場・競合調査の設計、実施を行うスキル
・ユーザー調査の結果から、顧客の期待や不満、新たなニーズや競合、トレンドを把握・分析し、インサイトを導き出すスキル

学習項目例

  • インタビュー設計
  • ワークショップ設計
  • ユーザー調査(A/Bテスト、カードソーティング、日記調査、フォーカスグループ 等)
  • 市場・競合調査(定量・定性)
  • 調査結果分析
  • 参加型デザイン
  • ペルソナとジャーニーマップ

価値発見・定義

・ステークホルダーをファシリテートしながら、顧客・ユーザーのニーズを基にアイデアを発散させ、バリュープロポジションを定義するスキル

学習項目例

  • 価値発見におけるフレームワーク(サービスブループリント、アサンプションマトリクス 等)
  • アイデエーションのための手法(ブレインストーミング、KJ法、シナリオ法、ペーパープロトタイピング)
  • バリュープロポジション
  • 製品・サービスの方針(コンセプト)策定

設計

・顧客・ユーザーのニーズを踏まえて、必要な機能やコンテンツを明確化するスキル
・顧客・ユーザーにとってのわかりやすさや見つけやすさを考慮して、機能・コンテンツの構造や骨格をデザインするスキル
・ユーザーにとって好ましい外観や動的要素(Look &Feel)をデザインするスキル

学習項目例

  • プロトタイピング
  • 情報設計
  • コンテンツ設計
  • アクセシビリティ・ユーザビリティ設計
  • UI設計(ワイヤーフレーム、モックアップ、オブジェクト指向/タスク指向 等)
  • デザインシステム(サイズ、フォント、コンポーネント、カラー 等)
  • 人の行動原理や心理学を基にしたデザイン
  • でき上がった製品・サービスの倫理的観点からのチェック

検証(顧客・ユーザー視点)

・定義したバリュープロポジションを、実装した製品やサービスを通じて実際に顧客が体験できるか、顧客にとって有用な体験になっているかどうかを検証するスキル

学習項目例

  • コンセプトテスト
  • ユーザビリティ評価の計画と実施

その他デザイン技術

・マーケティングに関わるデジタル媒体のグラフィックをデザインするスキル
・電子書籍・カタログ等の誌面を読みやすい誌面にレイアウトしまとめるスキル

学習項目例

  • ブランディングの方針(コンセプト)策定(ムードボード、ブランド方針 等)
  • グラフィックデザイン
  • 3Dデザイン
  • イラスト等の制作
  • 編集
  • コンテンツ企画
  • 映像制作
  • UXライティング
  • 写真・アート等のディレクション

データ活用

データ・AIの戦略的活用

データ理解・活用

・グラフ・図表等を含む統計情報や各種分析手法を適用したデータ分析結果を正確に理解し、その意味や背景を深く洞察するスキル

学習項目例

  • データ理解(データ理解、意味合いの抽出、洞察)
  • データの理解・検証(統計情報への正しい理解、データ確認、俯瞰・メタ思考、データ理解、データ粒度)

データ・AI活用戦略

・事業戦略や組織的課題、顧客ニーズ等を踏まえて、データ・AI技術を活用した課題解決方法や新たなビジネスモデルを提案するスキル

学習項目例

  • 着想・デザイン(着想、デザイン、AI活用検討、開示・非開示の決定)
  • 課題の定義(KPI、スコーピング、価値の見積り)

データ・AI活用業務の設計・事業実装・ 評価

・データ・AI戦略上の目的の実現に向けたアプローチを設計した上で、データ・AI分析の仕組みを現場に実装し、継続的に改善するスキル

学習項目例

  • アプローチ設計(データ入手、AI-ready、アプローチ設計、分析アプローチ設計)
  • 分析評価(評価、業務へのフィードバック)
  • 事業への実装(実装、評価・改善の仕組み)
  • プロジェクトマネジメント(プロジェクト発足、プロジェクト計画、運用、横展開、方針転換、完了、リソースマネジメント、リスクマネジメント)

AI・データサイエンス

数理統計・多変量解析・データ可視化

・統計学的知見に基づく手法を用いて、データを解析し、その結果を洞察するスキル

学習項目例

  • 基礎数学 (統計数理基礎、線形代数基礎、微分・積分基礎、集合論基礎)
  • 予測 (回帰・分類、評価)
  • 推定・検定
  • グルーピング(グルーピング、異常検知)
  • 性質・関係性の把握(性質・関係性の把握、グラフィカルモデル、因果推論)
  • サンプリング
  • データ加工(データクレンジング、データ加工、特徴量エンジニアリング)
  • 意味合いの抽出・洞察
  • データ可視化(方向性定義、軸出し、データ加工、表現・実装技法、意味抽出)
  • 時系列分析
  • パターン発見
  • シミュレーション・データ同化
  • 最適化

機械学習・深層学習

・機械学習や深層学習、自然言語処理・画像認識・音声認識などの手法を用いて、適切なモデルを構築し評価するスキル

学習項目例

  • 機械学習
  • 深層学習
  • 強化学習
  • 自然言語処理
  • 画像認識
  • 映像認識
  • 音声認識

データエンジニアリング

データ活用基盤設計

・データから成果を生むデータ活用基盤の準備において、必要なシステム環境や収集データ、テーブルなどの要件を固めるスキル

学習項目例

  • 環境構築(システム企画、システム設計、アーキテクチャ設計)
  • データ収集(クライアント技術、通信技術、データ抽出、データ収集、データ統合)
  • データ構造(基礎知識、要件定義、テーブル定義、テーブル設計)

データ活用基盤実装・運用

・データから成果を生むデータ活用基盤を実装し、円滑かつ効果的に運用するために必要なデータを扱うスキル

学習項目例

  • データ蓄積(DWH、分散技術、クラウド、リアルタイム処理、キャッシュ技術、データ蓄積技術、検索技術)
  • データ加工(フィルタリング処理、ソート処理、結合処理、前処理、マッピング処理、サンプリング処理、集計処理、変換・演算処理)
  • データ共有(データ出力、データ展開、データ連携)
  • プログラミング(基礎プログラミング、拡張プログラミング、アルゴリズム、分析プログラム、SQL)
  • AIシステム運用(ソース管理、AutoML、MLOps、AIOps)

テクノロジー

ソフトウェア開発

コンピュータサイエンス

・ソフトウェア開発において求められるデータ構造やアルゴリズム等に関するスキル

学習項目例

  • ソフトウェアエンジニアリング
  • 最適化
  • データ構造
  • アルゴリズム 計算理論

チーム開発

・チームでのソフトウェア開発の生産性を高めるために必要となるスキル

学習項目例

  • Git/Gitワークフロー
  • チームビルディング
  • リーダブルコード
  • テクニカルライティング

ソフトウェア設計手法

・目的に沿ったソフトウェアを実装するためにデータ構造や内部アーキテクチャを検討し設計に落とし込むスキル

学習項目例

  • 要求定義手法
  • ドメイン駆動設計
  • ソフトウェア設計原則(SOLID)
  • クリーンアーキテクチャ
  • デザインパターン
  • 非機能要件定義

ソフトウェア開発プロセス

・ソフトウェア開発において開発計画や品質などを管理するスキル

学習項目例

  • ソフトウェア開発マネジメント(CCPM、アジャイル開発手法、ソフトウェア見積り)
  • TDD(テスト駆動開発)
  • ソフトウェア品質管理
  • OSSライセンス管理

Webアプリケーション基本技術

・Webアプリケーションの設計・開発に必要となる基本的なスキル

学習項目例

  • HTML/CSS
  • JavaScript
  • REST
  • WebSocket
  • SPA
  • CMS

フロントエンドシステム開発

・ユーザーに対して直接の接点となる画面を設計・開発するスキル

学習項目例

  • UI設計
  • レスポンシブデザイン
  • モックアップ開発
  • フロントエンドフレームワーク
  • PWA
  • 検索最適化/SEO

バックエンドシステム開発

・ユーザーの目に見えないサーバサイドの機能を設計・開発するスキル

学習項目例

  • データベース設計
  • オブジェクトストレージ
  • NoSQL
  • バックエンドフレームワーク
  • キャッシュ
  • 負荷分散
  • 認証認可

クラウドインフラ活用

・クラウドサービスを利用しシステムインフラを構築・運用するスキル

学習項目例

  • クラウド基盤(PaaS/IaaS)
  • マイクロサービス
  • サーバレス
  • コンテナ技術
  • IaC
  • CDN

SREプロセス

・開発と運用が協力し、リリースサイクルの向上とサービスの安定を目指すスキル

学習項目例

  • オブザーバビリティ
  • オープンテレメトリ
  • four keys
  • カオスエンジニアリング
  • CI/CD & DevOps

サービス活用

・基幹システムを含む社内の多システムや、外部サービスとのデータ連携やシステム連携を行うスキル

学習項目例

  • API管理
  • データ連携(iPaaS、ETL、EAI)
  • RPA
  • ローコード/ノーコード

デジタルテクノロジー

フィジカルコンピューティング

・センサー、ロボットや既存機器のIoT化等により物理的な事象をデジタル化して扱うスキル

学習項目例

  • エッジコンピューティング
  • IoTクラウド
  • LPWA
  • IoTセンサー
  • ウェアラブル
  • ロボティクス
  • ドローン
  • SBC(Arduino、RaspberryPi 等)
  • IoTゲートウェイ
  • 認識技術(画像、音声 等)
  • 3Dセンシング
  • 3Dプリンタ
  • 位置測位

その他先端技術

・上記以外の実装技術や、応用事例の少ない実装技術に関する知識

学習項目例

  • ※以下に挙げる先端技術を例として必要に応じて学習
  • WebAssembly、HTTP/3、ブロックチェーン基盤、秘密計算、Trusted Web、量子コンピューティング、HITL:Human-in-the-Loop

テクノロジートレンド

・新しいデジタル技術を応用したビジネスやサービスに関する知識

学習項目例

  • ※以下に挙げる先端技術を例として必要に応じて学習
    メタバース、スマートコントラクト、デジタル通貨、インフォマティクス(マテリアル分野、バイオ分野、計測分野 等)、GX(カーボントレーシング 等)

セキュリティ

セキュリティマネジメント

セキュリティ体制構築・運営

・セキュリティ対策を実施する体制の構築とその維持運営(要員の確保・育成を含む)を円滑に行うためのスキル
・組織としてのセキュリティカルチャーを企業内で醸成する活動を行うためのスキル

学習項目例

  • セキュリティ対応組織(セキュリティ統括機能、SOC、xSIRT等)との連携手順
  • サービスや機器のセキュリティ対策に関する組織内の役割と責任の明確化
  • 組織におけるセキュリティカルチャーの醸成方法

セキュリティマネジメント

・情報、サイバー空間、OT/IoT環境等のセキュリティマネジメントのプロセスを組織として適切に実施するためのスキル

見出し

  • セキュリティ関連法制度
  • ポリシー、規程、マニュアル等の整備
  • 脅威インテリジェンスの活用を含むリスクの認知
  • リスクアセスメント手法
  • セキュリティ要件定義、機能要件としてのセキュリティ機能
  • 認証方式の種類・特徴と選定方法
  • 情報資産管理、構成管理
  • セキュリティ教育・トレーニングと資格・認証制度
  • 情報セキュリティ監査の手法

インシデント対応と事業継続

・各種リスク(サイバー攻撃、過失、内部不正、災害、障害等)がデジタル利活用におけるセキュリティインシデントとして顕在化した際の影響を抑制し、事業継続を可能とするためのスキル

学習項目例

  • デジタル利活用における事業継続
  • 事業継続計画の整備と訓練
  • インシデント対応と危機管理の連携手順
  • 日常及び緊急時の情報共有とコミュニケーション

プライバシー保護

・パーソナルデータ等のプライバシー情報の保護に求められる要件の理解とその実践に関するスキル

学習項目例

  • プライバシー保護関連の法制度
  • ビジネス内容を踏まえたプライバシー保護に関するマネジメントシステムの検討
  • PIA(プライバシー影響評価)の概要と手順
  • データの取扱におけるプライバシー関連リスクと対策

セキュリティ技術

セキュア設計・開発・構築

・デジタルサービス・製品の企画設計を行う際に、サイバー攻撃や各種不正の影響を受けにくくするために遵守すべき基準や要件をもとに設計・開発・構築を行うスキル
・デジタルサービス・製品の脆弱性について理解し、診断を適切に実践(委託による実施を含む)するためのスキル

学習項目例

  • セキュアシステム設計の概要と実践方法
  • DevSecOpsの考え方と実践方法
  • セキュリティ要件及びセキュリティ機能の実現・実装
  • IT/OT/IoTデバイスにおけるセキュリティ対策
  • クラウドサービス及びネットワーク機器のセキュリティ機能の概要と設定
  • 脆弱性の概念と対策・診断方法

セキュリティ運用・保守・監視

・デジタルサービスをセキュアに運用するための保守と対策を適切に実践するためのスキル
・セキュリティに関する監視とインシデントの原因究明等を適切に実践するためのスキル

学習項目例

  • 脅威情報や脆弱性情報の活用
  • モニタリングの方法と観測データの活用 運用・監視業務へのAI応用
  • インシデント時の影響調査、トリアージ方法
  • デジタルフォレンジックサービスの活用

パーソナルスキル

ヒューマンスキル

リーダーシップ

・ゴール達成のイメージの伝達やWin-Winな関係づくりを通じて、社内外の様々な関係者が参画しやすいチーム作りを行うスキル
・必要なタスクを具現化し、関係者それぞれの強み・関心を踏まえて、タスク遂行を働きかけるスキル

学習項目例

  • チームビルディング
  • 周囲を巻き込むコミュニケーション
  • D&I エンパワーメント
  • ステークホルダーマネジメント

コラボレーション

・意見の対立や矛盾を敢えて引き出し、論点を深めることによって、顧客・ユーザーを含めた多様な価値観を持つ人たちの間で合意をとりゴールに向けて協働するスキル

学習項目例

  • ファシリテーション(傾聴・質問、論点の構造化)
  • 心理的安全性
  • 組織・チームの類型

コンセプチュアルスキル

ゴール設定

・様々な視点からの問題提起を通じて、未来を想像し、取組みの目的や目的の最終到達点であるゴールを設定するスキル
・合理的判断だけでなく感情や無意識の心理的反応に訴えかけるストーリーを作り、ゴールの達成イメージをビジョンとして描くスキル

学習項目例

  • 未来思考
  • ストーリーテリング
  • ビジョナリーリーダーシップ

創造的な問題解決

・複数の専門性や社会・顧客の動向を踏まえ、これまでなかった実験的・斬新なアイデアやユーザー・関係者の意見を再構築することによって、創造的に問題を解決するスキル

学習項目例

  • デザイン思考
  • 水平思考
  • 仮説思考
  • フェイルファースト

批判的思考

・得られた情報を鵜呑みにせずに評価し、信頼できる情報を基に合理的なプロセスを経て思考を行うスキル

学習項目例

  • 批判的思考・論理的思考
  • システム思考

適応力

・変化に適応し、短いスパンでサイクルを回しながら、フィードバックを反映して持続的に改善していくスキル
・生涯にわたって新たに必要となるスキルを把握し、学習するスキル(※デジタルソリューションに限らず、事業計画・企画書・コンセプトチャートなども対象に含む)

学習項目例

  • アジリティ
  • OODAループ
  • リーン思考


本ページは、デジタルスキル標準(DSS)策定の背景・目的 | デジタル人材の育成 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構に掲載されているデジタルスキル標準 ver1.0(共通スキルリストExcel版)(Excel:36 KB)を元に作成しています。

 

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